あいな里山公園ってどんなところ?
あいな里山公園では、もともとこの場所にあった田畑や里山林を取り込み、神戸市内の古民家を移築するなどして昭和の時代まで続いた里地の生活や里山の風景を後世に伝えようとしています。
また、長い時間をかけて人と自然が共生することでこの場所に培われた豊かな自然を維持することで、地域固有の生き物を守り、生物多様性の保全にも努めています。
そんな里山公園について、四季折々の里山の恵みや暮らし、文化を楽しめるよう、里山体験メニューや里山学習プログラム、四大まつり、団体向けの体験学習などさまざまな里山体験を用意しています。
◆茅葺屋根の古民家
江戸時代初期のものをはじめ、神戸市内にあった3棟の茅葺古民家を移築しました。
開園中は、どなたでもご自由に見学いただけて、座敷に上がり休憩や昼食にもご利用いただけます。
◆のんびり里山散策
棚田やだんだん畑、ため池、里山林など里山の中を自由に散策できます。
“みごろの花&生きもの散策コースマップ”を片手に季節の草花や生きものを探してみよう。
また、土日祝日には、園内を周遊するトラムカーに乗って里山を回ってみよう。
◆生きもの捕りと観察
樹林、田畑、草地、水辺などの環境がそろい、多様な生き物がこの公園で暮らすことから、ご家族でも生き物観察を楽しめます。里山情報館では、公園に暮らすカエルやカメ、魚などを実物展示しておりますのでこちらもご利用ください。*生き物の園外持ち出しはできません。
◆毎日開催!「里山体験メニュー」
耕作など季節にあわせた里山作業と作物の収穫が1時間ほどで気軽に体験ができる♪
開園日は毎日(午前・午後)開催しています。
◆土日祝を中心とした「里山学習プログラム」
自然観察、農、季節の遊びやクラフトなど里山を楽しみながら学べるプログラムを年間100回以上提供しています。
毎月の予定をHPなどでお知らせしますので、興味のあるテーマを見つけてご参加ください。
◆季節ごとの「四大まつり」
多くの方にこの公園を知っていただく機会として、年に数回フェスタを開催しております。市民ボランティア団体等の協力も得ながら様々な催しを行いますので、HP等で情報を確認いただき、季節ごとのイベントにご参加ください。
◆環境学習の場として活用
小学校をはじめとする各種団体に、直に自然に触れて学ぶ場として活用いただけるよう、様々なメニューを用意しております。複数のメニューを組み合わせて実施することも可能ですので、希望の方は気軽にお問い合わせください。
◆古民家でかまど体験
古民家の一つ「相談ヶ辻の家」(そうだがつじのいえ)では、珍しいかまど(竈)体験ができます。当園でとれたお米や薪を使いながら、古民家で炊きたてのおいしいごはんを味わってください。
◆農村舞台を利用する
藍那地域にある農村舞台を模倣して新築された茅葺きの建物で、市内に伝わる農村歌舞伎が実演されることもあります。それ以外の幅広いジャンルでも活用したいと考えますので、希望の方はお気軽に管理センターまでご連絡ください。
◆大型すべり台にチャレンジ!
しあわせの村からの入口(白川口)から近い「遊びの森」の中に、4連の大型すべり台があります。森の中に忽然と現れる長大すべり台は、迫力満点。一度チャレンジしてみてください。
◆映画の撮影地を訪ねる
昔の建物や風景が残る当園では、ときどき映画撮影が行われます。大ヒットした「るろうに剣心」シリーズの一シーンが白拍子(しらべし)棚田の上の方で撮影されたりしています。散策の途中にお立ち寄りください。
◆その他の使い方
そのほか、幼稚園児たちが田んぼで泥んこ遊び、時代を感じさせる景色の中でコスプレ、広々とした空間の中でワンちゃんのお散歩などのご利用例もあります。また、里山交流館のように講習等の場として使える施設もございます。公園の中でこういう使い方ができないか、などご希望がありましたら、管理センターまでお問い合わせください。