あいな里山公園

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電話:078-591-8000(9時~17時)

ヒガンバナとタコノアシが見ごろを迎えます。

あいな里山公園の相談ヶ辻周辺や棚田の畦などで「ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)」が徐々に咲き始めています。
ヒガンバナは秋のお彼岸の時期に特徴的な赤い花を咲かせます。根に毒成分を持つことから田んぼやお墓を守るために植えられますが、飢饉時の非常食にもなっていました。
今年は例年より咲くのが遅く、9月22日の秋分の日(彼岸の中日)はまだ先始めたところで、9月末までは見ごろとなりそうです。
 
また、白拍子棚田の下段では、タコノアシも見ごろを迎えてきました。
タコノアシは9月に白い花が咲き、その後結実し秋が深まるにつれて赤く染まっていきます。その姿をゆでタコの足に例えて“タコノアシ”と名付けられています。
環境省レッドリストの準絶滅危惧(NT)、神戸市のレッドデータでCランクに指定されている植物で、湿地や水田などの湿った場所に生息し、あいな里山公園内では白拍子棚田の下段に群生しています。市内では明石川の河川敷にわずかに点在するのみで、まとまって生育している場所が少ないため必見です。

 

 

ヒガンバナとタコノアシ見ごろ情報記者室提供資料(PDF)