あいな里山公園

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電話:078-591-8000(9時~17時)

夜間ライトトラップでの昆虫観察の結果(2025年8月16日)と次回「昆虫イベント」の予告

★結果★

8月16日に、夜間の昆虫を観察する試み『よるムシ!~ライトトラップで夏の昆虫観察~』を開催しました。甲虫類やチョウ類、バッタ類など合わせて約80種が確認ができました。
 
★予告★

9月20日(土)には、『ズーむし!~虫を拡大して観察しよう~』を開催します。秋の虫採りを思いっきりした後、マイクロスコープでドアップにして観察します。参加申込み受付中、お楽しみに!

 
ライトトラップの昆虫観察では、夏の夕暮れに50名余りの虫好きファミリーが集合。
講師は(株)テネラルの吉田峰規さんをはじめ里山フレンズの昆虫に詳しいメンバーたち。
夜間に光に集まる虫の習性を利用して、白い布にライトを当てて虫を誘引する装置を「ライトトラップ」といいます。


会場はサンデン休憩所。日暮れとともに虫たちがライトに集まってきました。
当初100種確認を目指していましたが、風が強かった影響もあってか約80種が確認されました。
甲虫類ではノコリギクワガタやミヤマクワガタなどクワガタムシの仲間をはじめアオドウガネ、キマダラミヤカマミキリ、オオナガコメツキ、ヒメカメノコテントウなどなど20種以上。草地の昆虫としてバッタの仲間たち~ハネナガイナゴやオンブバッタ、ショウリョウバッタ、クルマバッタなどに加え鳴く虫であるクサキリ、ササキリ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギなどもやってきました。
最も多かったのはガの仲間で、アゲハモドキやアオイラガ、オオゴマダラエダシャク、シモフリスズメ、ヤママユなど30種。コガタスズメバチやキイロスズメバチなどハチの仲間もやってきました。

 
森林・草原・水田が近い里山環境ならではの多様な昆虫たちが集まった結果となりました。
採集した昆虫は、先生に聞いたり図鑑で調べてチャック袋に入れて展示してみんなで観察し、終了後は里山に帰しました。